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    ET SI ON VIVAIT TOUS ENSEMBLE?/AND IF WE ALL LIVED TOGETHER?

    こんにちは、店長です。


    ちょいと古い話になるのですが、私、今年のお正月にお馴染みの静岡シネギャラリーさんで「みんなで一緒に暮らしたら」という映画を観てきたんですね。
    配役も「バーバレラ」のジェーン・フォンダ(バーバレラの、かよ!)や、「ドクトルジバゴ」のジェラルディン・チャップリン、「グッバイ、レーニン!」のダニエル・ブリュール‥といった、往年の名優から注目の若手俳優までキャスティングされていてなかなか面白い作品だったのですが、さすがシネギャラリーさんはいい映画を上演るなあ、なんて考えていたわけです。







    本編のあらすじとしては、自分が重篤な病に冒されている事を知った主人公のジャンヌは、熟年夫婦のパートナーである夫が記憶を失い(ボケ)つつあることを心配していたのですが、時を同じくして無理やり老人ホームへ入れられた友人のクロードを、別の友人夫妻と助け出したことをきっかけにして5人で一緒に暮らすことを決意する…というお話なんですが、物語の登場人物たちが、初めての共同生活で出遭うトラブルの数々に四苦八苦する姿を追いながら、老人の性や、人生の終焉や、終の棲家といったテーマについて考えさせられる、という、私にとっては割とシビアに迫ってくる映画でした。
    とは言っても、作品自体はともすればウェットになりがちなヒューマンドラマが、抑えの利いたドライで茶目っ気たっぷりな演出で描かれていて、決して重い映画ではないと思います。
    終盤に用意された寂しいお別れも、物語のラストに挿入されたD・ブリュール演じる青年のエピソードが、微笑ましくも強かな希望を感じさせてくれて、観賞後は充分なカタルシスも感じさせてくれますし。



    ご興味のある方は 「みんなで一緒に暮らしたら」の公式HPでご覧ください。



    **********************************************



    …長々と映画について語ってしまいましたが、実はこの作品の根底にある、 『社会存続のための共同体系のありかた』 という問題が、現在進行中のアルテステのある活動にマッチしていて、また単身この地に移ってきた私にも個人的に看過できないテーマだったんです。
    戦後、従来の家族体系が形を失いつつあり、少子化が進む一方の現代日本では、他人事では済まされない現実だと思うのですが、実は同じような問題は世界中の多くの先進国にも見られるようですね。
    上記の作品が作られたフランスでは、所謂PACSといわれる民事連帯契約の制度がありますし、昨今では日本各地でも行われるようになった 「隣人まつり」 も、またパリに本部があります。



    ちなみにこの「隣人まつり」という活動も、パリの小さなアパートでおきた高齢者の孤独死をきっかけに、住民たちが建物の中庭に集まり、交流のための食事会を行ったことから始まりました(詳しくはリンク先の「隣人祭り」日本支部HPをご参照ください)。
    特に都市部に住む人たちは、自分の隣にどんな人が住んでいるかも知らない生活を送っています。
    近所にはその地域の人口と同じだけの人間が生活をしており、当然その数と同じだけの人生を生きています。
    そのなかには大家族で支えあっている人もいれば、独り暮らしの方もいるわけです。
    様々な問題を抱えつつ、孤独に喘いでいる人も決して少なくないでしょう。




    ただ私は思うんですが、婚姻とか血族と言った関係も、(絆は強力ですが)コミュニティとしての最小単位である、と言い換える事ができると思うんですよね。
    戦乱の時代は勿論のこと、老いも若きも人間が生きていくだけで精一杯だった頃、女は家と家族を守り、男達は命を賭けて家族の下に食糧を運んでいたわけです。
    今のような銃火器もない時代には狩猟はまさに熾烈を極めていたので、男達は狼の様に共同戦線を張って狩をしていました。
    当然戦や猟などで夫を亡くす女たちも多かったでしょうし、自分や家族もまたいつそのような不幸に遭うかもしれず、そのためそういった生活共同体では、寡婦が出たら彼女のことはその社会全体で世話をし、孤児も皆で育ててきたわけです。
    そうした原理共産主義的な営みというのは、高次知性を持つことと引き換えに、獲物を仕留め、外敵を蹴散らす爪も牙も持ち合わせていない人間にとって、至極自然なシステムのような気もするんですよね。


    それでもジェンダーやナショナリティといった、個人のアイデンティティの指標が多様化した現代では、更なる深い懐を以った地域行政の新たな姿勢が求められると思います。
    そしてそれらを物理的に支えるのが、経済活動を通して社会参加をしている我々でなければならないのですよね。
    若い単身者、地域の子供達、同性愛者カップル、母子家庭、父子家庭、独居老人、重度障害のあるお子さんをお持ちの親御さん‥
    抱える社会不安はそれぞれだと思うのですが、先ずはお隣同士声をかけあうことからスタートしてみるのが、一番近道な気がします。
    街で挨拶してくれる人が増えていくのは、やっぱり嬉しいことですから。
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